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はじめての「般若心経」写経練習帖

20091002_hannyabook心にやすらぎをもたらす・写経を気軽に愉しむ
「はじめての般若心経 写経練習帖」

・かな心経・梵字心経・英文心経・一字心経・写仏・心経曼荼羅を収録
・付属CDで正式な作法が身につく

経文(きょうもん)を書き写すことを写経という。声に出して読むのと同じように、写経にもはかりしれない功徳があるとされている。経文は仏の教えなので、一文字が仏そのものとみなされるからだ。写経は、経文の文字を写しながら、仏と同体になっていく行(ぎょう)なので功徳が大きいとされる。

著:公方俊良(くぼう しゅんりょう)(蒼竜寺住職)
書:岡田崇花(おかだ すうか)〔ナツメ社〕

私にとって東寺を訪れたことは、大きなことだったんだなと、今思う。西国三十三所巡礼を決めただけでなく、写経も始めたのだから。

東寺では、春と秋の特別公開期間中、観智院(かんちいん)で写経を受け付けている。午前9時から午後3時までで、墨、筆、用紙などすべて用意されているそうだ。このことを知ったとき、写経をするのもいいかもしれないな~と思った。

写経は以前からも興味があったので、何年か前にCD付きの本は購入していた。しかし、買うだけ買って本をパラパラめくりつつCDを何度か聞いただけという状況(汗)。しかも今、CDを探してみるが見つからないという有様・・・(涙)。

こんなことでめげてはいけない!と習字道具を探す。しかし、硯も見つからない・・・。そりゃ普段使うことなんてないしねぇ。墨をするのが一番いいんだろうけど、硯もないしってことで、墨汁で良しとする。(本当に墨をする気があったか不明)

20091002_youshi◇写経の練習
周辺を整え、雰囲気だけでもと、線香をたく。きっと部屋も心も清浄効果があるはず。
姿勢を正し深呼吸して合掌。筆を持つ手が震える。そういえば筆を持つのって何年振りだろう。とりあえず、練習の手順に沿って始めてみた。

◆練習の手順
1.声に出して読んでみる
2.意訳の確認をする
3.お手本をなぞって書く
4.ひと続きに書いて練習する

うーん。。。思ったように書けないので、ぜーんぶ飛ばして「写経の作法を知りましょう」というページを読む。

20091002_bunboushihou◆文房四宝(ぶんぼうしほう)
写経に必要なものは、筆・硯・墨・紙の四つ。
筆は、書く字の大きさから小筆か細筆がよく使われる。主に楷書で書くので、毛の材質は硬めのもの、穂先が短めの筆が適している。
硯は、表面のキメの細かいものほど質が高く、なめらかで色合いがよい墨を磨ることができる。
墨は、唐墨(中国製)よりも粘り気がある和墨(日本製)のほうが良い。墨汁は用いないのが基本。墨を磨るのも写経のうち。(やばい、最初から墨汁を使ってしまった・・・。うーん、硯を見つけないと!)
紙は、練習のときは半紙でかまわないが、実際に写経するときは質の良い和紙に写経する。罫線が引いてある市販の専用紙もある。(写経用紙セットを買ってみた。お手本と罫線が引いてある専用紙が入っていた。一枚だけ、般若心経が薄く印刷されたものもあった。きっと、最初はこれをなぞるのだろう。)

◆正しい姿勢と清浄な気持ち
自然の無理のない正しい姿勢を保つ。落ち着いた清浄な気持ちを保つために、自分が最も落ち着く場所で行う。
1.正座して机で書く・・・座布団や座椅子を用意すると楽
2.椅子に腰かけて机で書く・・・机と椅子の高さに注意
3.正座して畳の上で書く・・・上級者向け

◆筆の持ち方
写経は、細字の楷書で書くのが一般的なので、「枕腕法(ちんわんほう)」(下の図の一番左)が適している。左手を紙の上に乗せて右手の枕にする方法で、筆を持つ右手の手首あたりを左手に軽く置いて書く。右手が支えられることで、肩に力が入らず、手首の動きが楽になる。

20091002_tinwan

そうだったのか~、私は懸腕法(けんわんほう)で書いていたから書きにくかったんだ~。懸腕法は、筆を持った右手を机につけないで宙に浮かして書く方法だ。大筆を使うときに、と書いてあった。長く筆を持っていなかったので、忘れちゃったよ~。ということで、気を取り直して書いてみる。

◆一行は十七字詰
十七字詰が広まったのは唐の初めの頃。日本の奈良時代の写経も基本的には十七字詰で書かれており、古来からの約束ごとになっている。十七字詰で書くと、全部で十八行。一行あけて二行目から書き始め、後ろの数行が空欄になるのが理想。

十七字になった説はいろいろあるが代表的なのは、次の二つである。
1.「般若理趣経(はんにゃりしゅきょう)」にある「十七は清浄の本有(ほんぬ)を示す」という文言にしたがった。
2.中国の陰陽信仰から、陰を表す八と陽を表わす九を加えて、陰陽天地一如(おんようてんちいちにょ)を意味する縁起のよい数字にした。

◆点を打って訂正
間違えたものも訂正すれば、納経できる。訂正は点を打って行う。
誤字の場合・・・間違えた文字に点を打って、その行の欄外に正しい字を書く。
脱字の場合・・・抜かした所に点を打って、その行の一番下か欄外に文字を書く。

20091002_maka◆作法
作法をふまえて書くという方法もあるが、大切なのは写経しようという気持ちなので、字の上手、下手は関係がない。一文字でも一行でも毎日書き進めればよい。最近では、筆ペンやボールペンでの写経も行われているので、墨と筆にこだわらなくて良い。(あれ?なーんだ、墨にこだわらなくていいんじゃん。最初にそう書いておいてよ~。じゃあ墨汁で決行!)

◆納経
写経を終えた用紙は大切に保管する。完成途中であっても、一文字が記されていれば、粗末な扱いはしてはいけない。書き上げた写経がたくさんになったり、目的の枚数に達したら寺に納める。練習用や書き損じたものも、普通のゴミと一緒に捨ててはいけない。まとまったところで、合掌一礼し焼却し、燃え尽きたら合掌一礼して水をかけ、灰を土に埋める。お寺に供養を頼むこともできる。

◆いろいろな写経
かな心経・梵字心経・英文心経・一字心経・写仏・心経曼荼羅などがあり、自分の好みのスタイルで楽しんで書く。

◇◇◆感想◆◇◇
20091002_syakyouなんだか清々しく心が落ち着くひとときを過ごせたように思う。できるだけ毎日、一文字でも書くように心がけて、できれば少しずつ覚えたい。

全文を書いてみたが、2、3時間かかったように思う。初心者だからかな~。途中で、無心になっているような気がした。こういう時間の過ごし方っていいかもしれないと感じた。でも、最後のほうは疲れてきちゃった。。上の写真は書き上げた写経なのだが、一字間違えて欄外に訂正したもの。書き慣れていない難しい字もあるのだ(言い訳)。というか・・やっぱり疲れたっぽい(笑)。

そして、CDも見つけてカラオケ般若心経をしながら覚えられたらいいな~と思う。

◆ぱぴりおブログリンク◆
薬師寺 (1)お寺で写経 「般若心経」
四天王寺 (1)お寺で写経 「十七條憲法」 

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